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個人的にiPadに肩入れする理由

まず、紙資源をますます無駄にしない。ゴミを出さない、作らないというエコ商品だから。
そして携帯性と機動性。
例えば書籍だと持ち運び重たいし、ブックマークやしおりを忘れたり、自分なりのメモを書き留めたり本の文章から一部コピーする、などという事も今後はタブレットで解消されていくことだと思います。
持ち運べる薄型パソコンもありますが、携帯電話の感覚で取り出してすぐ表示させたい、というがおそらくではできるようになります。
これ一台で、計算機、メモ帳、スケジュール帳、学生なら教科書に参考書にノート。すべての機能がつまります。
今私の部屋は本があふれて本棚におさまりきれませんが、部屋が広く使えます。
あとは検索性。辞書はすでに電子辞書として普及しましたが、教科書や参考書のキーワード検索も行えるようになれば、きっと便利になってもう今時本なんて古いよね、っていう時代が必ず来ます。
あとは、中間コスト削減による低価格化。
本の出版にかかっていた費用、輸送コストなど、ネットに接続可能なら一切不要になります。
本の著作者に還元する印税もアップします。

マイナス面をあげるとすれば、やっぱり人間は「書く」ことを身体でやって「記憶」する生き物なので、書いたメモとか、読み終わった本とかっていう目に見える物質があるほうが、記憶力アップや思考力アップにいいと思います。
私の経験では、すでにネットで物質にない電子情報をやりとりして長年仕事していますが、とことん記憶力は低下しました。でもこれは個人的な問題かもしれないので、一概には言えないでしょうけど。記憶するには「書く」ことは有用であると思います。

あとは、思考の整理にも、絵を描く技術を身につけるのも「描く」は幼い頃から慣れ親しんだ方法です。
将来的にこれから産まれて来る子供達は、そういうの全部パソコンの中でやっていくんだろうなと思うと、多分思考力が低下することは無く、ネィティブでパソコンに親和性のあるハイパー子供達になっていくんでしょうけど、ちょっと寂しい気もします。
だからこそタブレットで擬似的に「描く」ようなのは、いいんだろうな。と

問題はすでに瀕死の出版業界へのダメージです。
コピーができたり、ますます海賊版が出回ることになるでしょう。音楽業界もそれで壊滅的です。
出版も音楽も、世の中に無くてはならない素晴らしい仕事なのに、評価されても収入にならない、そんな現状のシステムはなにか新しい方法を考えて、良いもの、良い仕事には資金の還元がもたらされる世の中のしくみづくり、それが今世紀に必要な改革だと思います。

たとえば、iPhoneではすでにAppleで独占されているアプリの販売。
Flashが使えないというブーイングもさることながら、携帯電話と同じように課金システムが整っており、ダウンロードが有料でちゃんと請求できているのはビジネスモデルとしてしっかりしていると思います。
NTTやAppleによる独占が悪いというよりは、なんでも無料でできてしまうのが当たり前になっているユーザーの意識改革が必要なんだと思います。
独占禁止法とかありますが、これは改正して、市場を独占するのではなく、営利分配する中心となる企業は国境を越えた優良企業として、むしろ国家につぐ重要な地位、役割と義務を与えるべきだと思います。
今までは競争社会がすばらしいで企業同士を争わせて文明を進歩させていきましたが、これからは企業の内部を透明化した、株主やユーザーによる要望に応える新しいグローバル企業という存在が世界を率いるのではないかと思います。
世界共通の1つのルール(ビジネスモデル)をグローバル企業が管理し、利益をむさぼらず著作権を守りプログラマ、デザイナ、作家、歌手、作曲家、その他のコンテンツ制作事業者に妥当な報酬を分配する。そんな世の中は幸せそうです。

今までは車とかコンピューターとか、形ある物質的な繁栄を築いてきた人類ですが、美術や音楽や哲学のさらなる繁栄も今後力を入れてみてはどうでしょうか。

あ、またの話からどんどん膨らんでしまうので、そろそろ終了します。



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